コーヒーカップの選び方と素材の特徴を徹底解説!自分だけのこだわりカップを見つけよう

 

せいるん
コーヒーカップを選ぶときのポイントを教えて!
ほまりん
素材によって味わいは変わるのかしら?
ナオ船長

OK!今回はコーヒーカップの選び方や素材の特徴について徹底的に解説していくよ!

記事の最後にはクイズもあるから、知識の確認にぜひチャレンジしてみてね!

 

  • コーヒーカップの選び方
  • コーヒーカップの素材と特徴

 

分でわかるコーヒーカップの選び方まとめ

保温性で選ぶ
飲み口で選ぶ
利用シーンで選ぶ
デザイン、色形で選ぶ
素材で選ぶ
選びポイント メモ
保温性 香りを楽しむコーヒーは冷めると香りが弱くなってしまうので、保温性があるかどうかは選ぶ上で大きなポイントになる。
飲み口 口をつける縁の厚みや角度によってコーヒーの味わいが変わる。一般的にはふちが薄いものは浅煎りのフルーティさを感じやすく、ふちに厚みのあるものは深煎りのコクをしっかり感じられる。
利用シーン ・朝目覚まし
スッキリした1日の始まりに、エスプレッソカップ
・仕事中
たっぷり飲める大きいめのマグカップ、レギュラーカップ
・来客用
特別感を出すソーサー付きのレギュラーカップ
・アウトドア
持ち運びしやすい軽量で頑丈なステンレスorチタンマグ
デザイン、色形 自分がもっともテンションが上がる色、形を選ぶ。お気に入りのカップを使用することで毎日のコーヒータイムがより楽しみになります。
素材 下記に記載
① 陶器
② 磁器
③ 金属
④ ガラス
⑤ 合成樹脂
⑥ ホーロー
⑦ 木製
⑧ ボーンチャイナ
素材 陶器 磁器 金属 ガラス
原料 粘土 岩石と粘土の混合 ステンレス、アルミ、チタン、銅等 珪砂、硼砂、硼酸、アルミナ(※1)
口当たり ざらざら なめらか なめらか(金属感) なめらか
厚さ 厚手〜極厚 極薄〜極厚 薄手〜中厚 極薄〜厚手
保温性 × 通常
◎ 真空
強度 ×
メンテナンス ×
珈琲への影響 まろやかに 香り広く、味はまっすぐ 馴染むまでは金属臭あり なし(邪魔しない)
雰囲気 あたたかみ 上品、凛 スタイリッシュ スタイリッシュ、レトロ(※2)
おすすめシーン 大切な日に、古民家カフェ デイリー、来客者用 アウトドア デイリー

※1 珪砂(ケイシャ)、硼砂(ホウシャ)、硼酸(ホウサン)、アルミナ|天然の鉱物を精製したもの
※2 スタイリッシュ(二重ガラス)、レトロ(アンバーガラス)

素材 合成樹脂 ホーロー 木製 ボーンチャイナ
原料 PE、PS、PP(※3) 金属の表面にガラスを焼き付けたもの ヒノキ、サクラ、白樺 磁器に牛の骨灰
口当たり なめらか(プラスチック感) なめらか 木材感 なめらか
厚さ 薄手〜厚手 薄手 厚手〜極厚 極薄〜厚手
保温性
強度 ◎(磁器より)
メンテナンス ×
珈琲への影響 ものによってはプラ臭あり なし(邪魔しない) ほのかに木の香り 香り広く、味はまっすぐ
雰囲気 おしゃれ、レトロ レトロ あたたかみ 上品、高級感
おすすめシーン 子供用、アウトドア 来客者用 アウトドア 来客者用
※3 PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)
ナオ船長
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コーヒーカップにこだわるといい理由

普段どんなカップを使ってコーヒーを飲んでいますか?

お皿で料理の味わいが変わるように、コーヒーもカップで味わいが変わります。淹れるコーヒーの種類や楽しみ方によって最適なカップを使用すると、より一層おいしいコーヒーを楽しむことができます。

コーヒーにハマると焙煎度や挽き方、お湯の温度や淹れ方にもこだわりますよね。コーヒーのおいしさを際立たせる器にも目を向けて種類や用途を抑えておきまさしょう。

きっと、すぐにこだわりたくなるはずです。

コーヒーカップの選び方

コーヒーカップ選びで重視したいことは?

それでは、コービーカップを選ぶときのポイントを見ていきましょう。

  1. 保温性
  2. 飲み口
  3. 利用シーン
  4. デザイン、色形
  5. 素材

保温性で選ぶ

コーヒーカップを選ぶ時にまず重要なのは保温性です。人は「体温のプラスマイナス25度前後」の飲み物の温度をがおいしいと感じると言われています。暖かいものなら68~70度、冷たいものなら4~6度になります。香りを楽しむコーヒーは冷めると香りが弱くなってしまうので、保温性があるかどうかは選ぶ上で大きなポイントになります。

飲み口で選ぶ

次は飲み口です。口をつける縁の厚みや角度によってコーヒーの味わいが変わります。一般的にはふちが薄いものは浅煎りのフルーティさを感じやすく、ふちに厚みのあるものは深煎りのコクをしっかり感じられます。

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利用シーンで選ぶ

どんなシーンでコーヒーを飲むのかを具体的にイメージして見ましょう。

朝目覚まし|スッキリした1日の始まりに、エスプレッソカップ
仕 事 中|たっぷり飲める大きいめのマグカップ、レギュラーカップ

来 客 用|特別感を出すソーサー付きのレギュラーカップ
アウトドア|持ち運びしやすい軽量で頑丈なステンレスorチタンマグ

具体的にイメージしたそのシーンに合う機能性やデザインを選ぶことがポイントです。

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デザイン、色形で選ぶ

保温性や利用シーンをイメージしたら、その中で自分がもっともテンションが上がる色、形を選んでみましょう。お気に入りのカップを使用することで毎日のコーヒータイムをより楽しみになります。

素材で選ぶ

次の章で詳しく解説していきます。

コーヒーカップの素材の特徴

コーヒーカップは形だけでなく素材もさまざま。素材によって味わいの感じ方や、見た目の印象も変わります。使われている素材はたくさんの種類があり、その中でも陶器が多くその次に磁器やガラスといったものが使われています。

素材は保温性やお手入れのしやすさなどの機能面とシーンに合わせて選ぶのがポイントで、実際に触れてみて感触や持ったときの質感をみて選びます。

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

  1. 陶器
  2. 磁器
  3. 金属
  4. ガラス
  5. 合成樹脂
  6. ホーロー
  7. 木製
  8. ボーンチャイナ

陶器

・「土もの」と呼ばれる。陶土と呼ばれる粘土が原料で、800~1200℃で焼き上げた器
・分厚い作りのものが多く、保温性に優れている
・素地の色はさまざまな種類がある
・磁気製やガラス製に比べ少し重い
・吸水性が高いので、使用後はしっかりと乾かないとカビの原因となる

・和食器に多く用いられ、土のぬくもりや素朴さが感じられる温かみのある雰囲気

磁器

・「石もの」と呼ばれる。粉砕した岩石に粘土を混ぜて成形し、1200〜1400℃の高温で焼き上げた器
・陶器よりも硬く耐久性に優れているが、薄めの作りのため部分的な衝撃を受けると欠けてしまう
・全体的に薄めの作りのため、保温性は低い
・吸水性が低いためシミなどが付きにくいので、手入れがしやすい

・素地の色は白。ツルツルとなめらかな質感で透光性があり、コーヒーの水色(すいしょく)が美しく映える
・高級感のあるデザイン。伝統の模様などがあしらわれたものが多いので、コーヒーカップ自体を楽しめる

金属製

・丈夫で軽量、持ち運びやすいので主に登山やアウトドア用として好まれている
・直火可能なもの、保温性を高める二重構造のもの、があるので用途に合わせて選ぶ
・ステンレス製のカップは錆びないのが特徴
・アイスコーヒーを飲むときには触感を楽しめる銅素材がおすすめ。カップ全体がキンキンに冷えるので、清涼感を感じられる

ガラス製

・耐熱ガラス製のコーヒーカップは暖かいもの、冷たいもの両方に対応可能
・透明なため、カプチーノなど層ができるものを入れるのがおすすめ。コーヒーと牛乳の層が楽しめて、味だけでなく見た目も楽しめる
・味に与える影響はほとんどないので、コーヒー本来の味が楽しめる
・ガラスを二層に分けることにより保温性、デザイン性を兼ね備えたカップもある

合成樹脂

・非常に軽く、落としても割れることが少ないので子供用に使われることが多い
・ものによっては馴染むまでプラスチック臭がするため、コーヒーの香りを邪魔してしまう
・スープなどにも使用できるが、油分や臭いが残りやすいので注意が必要

・持ち運びやすく保温性が高いので、アウトドアでの使用もおすすめ

木製

・保温性に優れる
・他の素材に比べて軽く、割れにくい
・熱の伝わりにくく、熱いスープを入れても外部は熱くなりにくい。冷たいアイスクリームでも同様
・めらかな手触りと独特の温かみがある

ホーロー製

・金属素材の表面にガラスを高温で焼き付けたもの
・軽量、耐食性、熱伝導がいい、光沢が美しいといった金属とガラス両方のよい特徴を備えている
・強い耐酸性を持つのでコーヒーの風味が落ちにくく、コーヒー本来の味わいを楽しめる
・レトロ感のある素朴な雰囲気を持つ

ボーンチャイナ

・原料に牛のボーンアッシュ(骨灰)を加えた磁器のこと
・通常の磁器と比べて強度や透光性が高い
・ふつうの磁器に比べてカップで2倍、プレート類で4倍ほどの強度がある
・なめらかな乳白色の色味と光沢のある仕上がりが特徴
・ボーンチャイナの中でも、骨灰を50%以上含むものを「ファインボーンチャイナ」と呼ぶ



コーヒーカップの選び方と素材と特徴まとめ

 

せいるん
最後にまとめるとこんな感じだね!
保温性で選ぶ
飲み口で選ぶ
利用シーンで選ぶ
デザイン、色形で選ぶ
素材で選ぶ
選びポイント メモ
保温性 香りを楽しむコーヒーは冷めると香りが弱くなってしまうので、保温性があるかどうかは選ぶ上で大きなポイントになる。
飲み口 口をつける縁の厚みや角度によってコーヒーの味わいが変わる。一般的にはふちが薄いものは浅煎りのフルーティさを感じやすく、ふちに厚みのあるものは深煎りのコクをしっかり感じられる。
利用シーン ・朝目覚まし
スッキリした1日の始まりに、エスプレッソカップ
・仕事中
たっぷり飲める大きいめのマグカップ、レギュラーカップ
・来客用
特別感を出すソーサー付きのレギュラーカップ
・アウトドア
持ち運びしやすい軽量で頑丈なステンレスorチタンマグ
デザイン、色形 自分がもっともテンションが上がる色、形を選ぶ。お気に入りのカップを使用することで毎日のコーヒータイムがより楽しみになります。
素材 下記に記載
① 陶器
② 磁器
③ 金属
④ ガラス
⑤ 合成樹脂
⑥ ホーロー
⑦ 木製
⑧ ボーンチャイナ
素材 陶器 磁器 金属 ガラス
原料 粘土 岩石と粘土の混合 ステンレス、アルミ、チタン、銅等 珪砂、硼砂、硼酸、アルミナ(※1)
口当たり ざらざら なめらか なめらか(金属感) なめらか
厚さ 厚手〜極厚 極薄〜極厚 薄手〜中厚 極薄〜厚手
保温性 × 通常
◎ 真空
強度 ×
メンテナンス ×
珈琲への影響 まろやかに 香り広く、味はまっすぐ 馴染むまでは金属臭あり なし(邪魔しない)
雰囲気 あたたかみ 上品、凛 スタイリッシュ スタイリッシュ、レトロ(※2)
おすすめシーン 大切な日に、古民家カフェ デイリー、来客者用 アウトドア デイリー

※1 珪砂(ケイシャ)、硼砂(ホウシャ)、硼酸(ホウサン)、アルミナ|天然の鉱物を精製したもの
※2 スタイリッシュ(二重ガラス)、レトロ(アンバーガラス)

素材 合成樹脂 ホーロー 木製 ボーンチャイナ
原料 PE、PS、PP(※3) 金属の表面にガラスを焼き付けたもの ヒノキ、サクラ、白樺 磁器に牛の骨灰
口当たり なめらか(プラスチック感) なめらか 木材感 なめらか
厚さ 薄手〜厚手 薄手 厚手〜極厚 極薄〜厚手
保温性
強度 ◎(磁器より)
メンテナンス ×
珈琲への影響 ものによってはプラ臭あり なし(邪魔しない) ほのかに木の香り 香り広く、味はまっすぐ
雰囲気 おしゃれ、レトロ レトロ あたたかみ 上品、高級感
おすすめシーン 子供用、アウトドア 来客者用 アウトドア 来客者用
※3 PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)
ほまりん
コーヒーカップにこだわりたくなってきたわ!
ナオ船長

いろんな素材の特徴を知ると使ってみたくなるよね!淹れるコーヒーに対して最適な器を使うことでコーヒーのうまみが最大限に発揮されるよ。

ぜひ、自分が一番おいしいと感じる器を追求していってね!

それでは最後にクイズにチャレンジしてみよう!

ャレンジクイズ!

 

せいるん
よーし、全問正解するぞ!

初級

Q .コーヒーカップの選び方のポイントを5つあげてください
保温性で選ぶ
飲み口で選ぶ
利用シーンで選ぶ
デザイン、色形で選ぶ
素材で選ぶ

中級

Q .コーヒーカップに使われる素材の種類を8つあげてください
① 陶器
② 磁器
③ 金属
④ ガラス
⑤ 合成樹脂
⑥ ホーロー
⑦ 木製
⑧ ボーンチャイナ
Q .上記であげた8つ素材の原料をそれぞれ教えてください
① 陶 器|粘土
② 磁 器|粉砕した岩石に粘土を混ぜたもの
③ 金 属|ステンレス、アルミ、チタン、銅等
④ ガラス|珪砂、硼砂、硼酸、アルミナ
⑤ 合成樹脂|ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン
⑥ ホーロー|金属素材の表面にガラスを焼き付けたもの
⑦ 木 製|木材、ヒノキ、サクラ、ケヤキ、白樺(バハカ)など
⑧ ボーンチャイナ|磁器に牛の骨灰

上級

Q .磁器とボーンチャイナではどちらの方が強度が高いですか?

ボーンチャイナ(ふつうの磁器に比べてカップで2倍、プレート類で4倍ほどの強度がある)

Q .温かみのある雰囲気が特徴の素材を2つ教えてください

陶器、木製(ヒノキ、サクラ、ケヤキなど)

Q .コーヒーの風味にほとんど影響を与えない素材を2つ教えてください

ガラス、ホーロー

 

ほまりん
お疲れ様でした!
ナオ船長
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