コーヒーカップの種類と特徴を徹底解説!淹れるコーヒーの種類によって最適なカップを使用しよう

 

せいるん
コーヒーカップっていろんな種類があるけど、それぞれの用途がいまいちよく分からないなぁ…
ほまりん
カップで味わいは変わるのかしら?
ナオ船長

OK!今回はコーヒーカップの種類やそれぞれの特徴について徹底的に解説していくよ!

記事の最後にはクイズもあるから、知識の確認にぜひチャレンジしてみてね!

 

  • コーヒーカップの種類
  • それぞれの特徴
  • コーヒーカップの豆知識

 

分でわかるコーヒーカップの種類まとめ

【よく使われるもの】
レギュラーカップ
エスプレッソカップ
デミタスカップ
カプチーノカップ
【その他のカップ】

マグカップ
カフェオレボウル
タンブラー
種類 用途 特徴
レギュラーカップ
(150ml前後)
ドリップ 通常のホットコーヒーを飲む用のカップ、ソーサーと呼ばれるお皿とセットになっている
エスプレッソカップ
(20ml〜60ml)
エスプレッソ エスプレッソ専用の厚く小さめなカップ
デミタスカップ
(60ml〜100ml)
エスプレッソ エスプレッソ専用のカップで2杯分が入る大きさ
カプチーノカップ
(180ml前後)
カプチーノ、カフェラテ カプチーノやカフェラテを飲むときに用いられる厚めのカップ、ラテアートが施しやすいように飲み口が広い
マグカップ
(200ml〜300ml)
ドリップ、カフェオレ、スープ 大容量で寸胴型の取っ手付きのカップ、使い勝手がよい
カフェオレボウル
(200ml〜250ml)
カフェオレ、シリアル 取っ手がなく幅広でカフェオレを楽しむためのカップ、シリアルと牛乳を入れて食べることも
タンブラー
(200ml〜500ml)
ドリップ、アイス 取っ手のない筒状の細長いカップ、コーヒー以外にビールなどにも使われる
ナオ船長
さらに詳しく見てみよう!

 

コーヒーカップにこだわるといい理由

普段どんなカップを使ってコーヒーを飲んでいますか?

お皿で料理の味わいが変わるように、コーヒーもカップで味わいが変わります。淹れるコーヒーの種類や楽しみ方によって最適なカップを使用すると、より一層おいしいコーヒーを楽しむことができます。

コーヒーにハマると焙煎度や挽き方、お湯の温度や淹れ方にもこだわりますよね。コーヒーのおいしさを際立たせる器にも目を向けて種類や用途を抑えておきまさしょう。

きっと、すぐにこだわりたくなるはずです。

コーヒーカップの種類

それではコーヒーカップの種類を見ていきましょう。

よく使われるもの4つ

  1. レギュラーカップ
  2. エスプレッソカップ
  3. デミタスカップ
  4. カアプチーノカップ

レギュラーカップ

・通常のホットコーヒーを飲む用のカップ
・容量は150ml前後
・大体7分目~8分目まで注ぐのが一般的
・カップに取っ手がついており、ソーサーと呼ばれるお皿とセットになっている
・ソーサーには砂糖やスプーンなどを乗せる

「コーヒーカップ」と聞いてまず最初に思い浮かぶものがこのレギュラーカップではないでしょうか。喫茶店やホテル、レストランなど多くのところで使われているスタンダードなコーヒーカップです。

エスプレッソカップ

・エスプレッソ(※1)専用のカップ
・容量は60ml以下(20ml〜30ml、または45ml〜60ml)
・砂糖が撹拌しやすいように、またクレマ(※2)がより立ちやすくなるように底が丸くなっている

・エスプレッソ特有の3つの層の色合いが見えるガラス製のものや、おいしさの証拠であるクレマが映える白いカップが多い
・カップに小さめの取っ手がついており、飲む時はその取っ手をつまむようにして飲む
・少量なので冷めやすいエスプレッソに合わせた、厚みのある作りが特徴
・本場のイタリアでは、食後に砂糖を入れて飲むことが一般的

(※1) エスプレッソとは、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を、エスプレッソマシンと呼ばれる機器を使用して数十秒の短い時間でお湯を加圧状態で濾すことで抽出されたコーヒーのこと。短時間で抽出するため雑味を出さず、コーヒーの油分も含まれるためうま味だけを引き出せる。深いコク、旨味、苦味、甘味、酸味、すべてが絶妙なバランスで出来上がるのが特徴

(※2) エスプレッソの液面に浮かぶ泡のこと

デミタスカップ

・エスプレッソ専用のカップ
・フランス語の「デミ=半分」「タス=カップ」という意味、「(半分の量の)コーヒーカップ」
・容量は60ml~100ml
・だいたいエスプレッソ2杯分が入る大きさ
・レギュラーコーヒーの半分サイズ
・ソーサーつきにて提供される
・カップとしての用途の他、砂糖やジャムの入れ物、キッチンのちょっとした小物入れとして使われることもある
・トルココーヒー(ターキッシュコーヒー※1)用として使われることもある

(※1) コーヒーの淹れ方の一種で水から煮立てて、上澄みだけを飲む方法。苦味が強く濃いので、砂糖を多めに加えると味に丸みが出て飲みやすくなる

 

せいるん
デミタスカップが自宅にあると、なんだか「通」な感じがするね!

カプチーノカップ

・カプチーノ(※1)やカフェラテ(※2)を飲むときに用いられるカップ
・泡立てられたミルクをエスプレッソに加えるため容量が多く、180ml前後
・ミルクによって温度が冷めないように厚めに作られているのが特徴

・ラテアートする場合は、施しやすいように飲み口が広いものを選ぶといい

(※1) エスプレッソに、クリーム状に泡立てた牛乳を加えたもの

(※2) エスプレッソに、牛乳を混ぜたもの

その他のカップ

  1. マグカップ
  2. カフェオレボウル
  3. タンブラー

マグカップ

・蓋がなく、寸胴型の取っ手付きのカップ
・容量が大くなるものを入れるため200ml~300ml
・ソーサーは使わない
・多めのドリップコーヒーカフェオレ、ココア、ホットミルクなどを飲む時に使われる
・コーヒー以外にもポタージュなどのスープや、ヌードルを食べる時にも使える
・量が多いので冷めないようにしっかりとした厚みがあるので、温かいまま長時間飲める
・スターバックスをはじめ、カジュアルなカフェでよく使われている
・マグ”カップ”は和製英語であり、英語圏では「マグ」だけで呼ばれている

 

せいるん
マグカップはコーヒー以外にもいろんな用途に使えていいね!

カフェオレボウル

・カフェオレ(※1)を楽しむためのカップ
・取っ手がなく、幅が広い
・容量は200mlから250mlと比較的多め
・海外ではパンを浸したり、シリアルと牛乳を入れて食べることもある。また料理用のボウルとして使われることもある
・フランスでは「朝食用ボウル」とも呼ばれる
・カフェオレをパンにつけて食べる人が多かったことから、この形状になったという説がある

(※1) レギュラーコーヒーと牛乳を混ぜたもの

 

ほまりん
カフェボウルもマグと同様にいろんな用途で使えるからひとつあると便利ね!
ナオ船長
そうだね!最近では日本でもカフェボウルで提供するお店が増えてきたよ。

タンブラー

・取っ手のない筒状の細長いカップ
・容量は200ml〜250mlのものから、大容量の470ml程のタイプもある
・スターバックスをはじめとするコーヒー店では、オリジナルのタンブラーを販売している所も多い
・保温機能が付いていたり、倒れてもこぼれないような仕様になっていたりすることが多い
・コーヒー以外にもビールなどに使われる

真空断熱のタンブラーは保温性が高く、最後まであったかいコーヒーを楽しむことができます。アイスコーヒーに使用すれば、最後まで冷たいまま美味しく飲むことが出来るだけでなく、結露しないのでテーブルを汚しません。

その他

このほかにもビーカーで提供されているお店や竹のコップなどさまざまな器があります。自分だけのオリジナルカップを追求するのも楽しそうですね。ぜひこだわりの器を探してみてください。

番外編:アイスコーヒー用のカップ

アイスコーヒー用のカップとして、銅製のカップが日本の喫茶店でよく見られます。タンブラーと違って触ったときに冷たさの感覚を楽しむためのカップです。熱伝導がいいので、ホットで使われることはほとんどありません。

そのほかにも、ガラス製のコップや透明な耐熱性のあるカップを使うと見た目のオシャレ感も上がりますね。

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コーヒーカップの種類と特徴まとめ

 

せいるん
最後にまとめるとこんな感じだね!
【よく使われるもの】
レギュラーカップ
エスプレッソカップ
デミタスカップ
カプチーノカップ
【その他のカップ】

マグカップ
カフェオレボウル
タンブラー
【番外編】
アイスコーヒー用銅製カップ
木製、竹製、ビーカー等
種類 用途 特徴
レギュラーカップ
(150ml前後)
ドリップ 通常のホットコーヒーを飲む用のカップ、ソーサーと呼ばれるお皿とセットになっている
エスプレッソカップ
(20ml〜60ml)
エスプレッソ エスプレッソ専用の厚く小さめなカップ
デミタスカップ
(60ml〜100ml)
エスプレッソ エスプレッソ専用のカップで2杯分が入る大きさ
カプチーノカップ
(180ml前後)
カプチーノ、カフェラテ カプチーノやカフェラテを飲むときに用いられる厚めのカップ、ラテアートが施しやすいように飲み口が広い
マグカップ
(200ml〜300ml)
ドリップ、カフェオレ、スープ 大容量で寸胴型の取っ手付きのカップ、使い勝手がよい
カフェオレボウル
(200ml〜250ml)
カフェオレ、シリアル 取っ手がなく幅広でカフェオレを楽しむためのカップ、シリアルと牛乳を入れて食べることも
タンブラー
(200ml〜500ml)
ドリップ、アイス 取っ手のない筒状の細長いカップ、コーヒー以外にビールなどにも使われる

 

ほまりん
こんなにも種類があったなんて知らなかったわ!
ナオ船長

淹れるコーヒーの種類によって最適なカップを使うことがおいしいコーヒーづくりのポイントだね!

それでは最後にクイズにチャレンジしてみよう!

 

ャレンジクイズ!

 

せいるん
よーし、全問正解するぞ!

初級

Q .コーヒーカップの種類を5つあげてください
①レギュラーカップ
②エスプレッソカップ
③デミタスカップ
④カプチーノカップ
⑤マグカップ
⑥カフェボウル
⑦タンブラー

中級

Q .上であげた5つのカップの特徴をそれぞれ教えてください
①レギュラーカップ
・通常のホットコーヒーを飲む用のカップ、ソーサーと呼ばれるお皿とセットになっている
②エスプレッソカップ
・エスプレッソ専用の小さく飲み口が厚めなカップ
③デミタスカップ
・エスプレッソ専用のカップで2杯分が入る大きさ
④カプチーノカップ
・カプチーノやカフェラテを飲むときに用いられる厚めのカップ、ラテアートが施しやすいように飲み口が広い
⑤マグカップ

・大容量で寸胴型の取っ手付きのカップ、使い勝手がよい
⑥カフェボウル
・取っ手がなく幅広でカフェオレを楽しむためのカップ、シリアルと牛乳を入れて食べることも
⑦タンブラー
・取っ手のない筒状の細長いカップ、コーヒー以外にビールなどにも使われる

上級

Q .上であげた5つのカップを容量の小さい順に答えてください

①エスプレッソカップ
②デミタスカップ
③レギュラーカップ
④カプチーノカップ
⑤⑥⑦マグカップ、カフェボウル、タンブラー(この3つはサイズの幅が広いので①〜④よりも後ろであればどの順番でも正解)

Q .アイスコーヒーにオススメのカップは何製ですか?

銅製(触ったときに冷たさの感覚が楽しめる)

 

ほまりん
お疲れ様でした!
ナオ船長
答えられたかな?コーヒカップの知識をお友達にもシェアしよう!

 

 

 

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